SDGs(持続可能な開発目標)は、持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標です。
計装電子も社会を形作る一企業として、環境保護や地域社会でのボランティア、働きやすい職場づくりなどに取り組み、社内外に良い影響を与えることで、長期的な事業継続を可能とするサステナブルな会社を目指しています。
ささやかではありますが、私たちが取り組んでいる事例を紹介します。
ごみの削減やエネルギーの削減は今や地球全体で取り組むべき課題となっています。計装電子も節電、文房具のリサイクルボックスの設置、コピー用紙の裏紙利用、機密文書リサイクルサービスの利用など、ひとつひとつは小さなことではありますが、社会を形作る一企業の責任として取り組んでいます。
「ふくしまきれいにし隊」とは福島市が行っているアダプトプログラムです。アダプト(ADOPT)とは、「養子縁組」を意味し、市民が「里親」、道路・公園・河川などの一定区画を「養子」にみたて、愛情と責任をもって美化(清掃)活動をおこなうという取り組みです。
計装電子でも2017年より福島市に登録をし、ボランティアとして会社周辺のごみ拾い、除草作業などを定期的に行い、周辺地域の美化に努めています。
※福島市ウェブサイト
「広げよう!活動の輪 ふくしまきれいにし隊」
フードドライブとは、家庭で余っている食品を集め、フードバンク団体や地域の福祉施設・団体などに寄贈する活動です。
子どもたちの貧困や孤食、フードロス等が問題となっている昨今、私たちも何かできないかと考え、2023年度より社内でのフードドライブを始めました。
計装電子は小さな会社ですが、社員がそれぞれの家庭から食品を持ち寄り、福島市の「子どもの居場所づくりバックアップ本部」様へ初回からたくさんの食品を寄付させていただくことができました。
フードドライブは今後も定期的に実施する予定です。
※「子どもの居場所づくりバックアップ本部」ウェブサイト
→2023年11月に実施したフードドライブについて掲載していただきました。
計装電子では、2016年より使用済み切手の寄付を行っています。日々の業務の中で出る使用済み切手や社員が各家庭から持ち寄った使用済み切手を集め、定期的に「公益財団法人日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)」にお送りし、換金後は国際保健医療協力活動に役立てられています。
たとえば、約5,000枚の使用済み切手はタンザニアの看護学生の1年分の教科書代に、約20,000枚の使用済み切手はウガンダの助産師学校半年分の授業料の金額に相当します。
SDGsの8番目の項目である「働きがいも経済成長も」は、「みんなの生活を良くする安定した経済成長を進め、だれもが人間らしく生産的な仕事ができる社会を作ること」が目標となっています。
私たちも、社員がワークライフバランスをとりながら働くことができる職場づくりを目指しています。
たとえば、看護休暇や介護休暇を有給にすること(※)、男性社員、女性社員ともに育児休業の取得を躊躇しないよう担当者から丁寧な説明を行うことなどの取り組みを行い、子育てや介護をしている社員でも安心して働き続けられる環境を目指しています。
※厚生労働省の調査によると、看護休暇については65.1%の企業で無給扱いとなっており、利用実績のあった企業も28.3%にとどまっています。
(令和3年度雇用均等基本調査)
※看護休暇・介護休暇、育児休業等の取得状況については、「データで見る計装電子」をご覧ください。
Sustainable Development Goals